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東洋炉工業

東洋炉工業の手掛ける熱処理炉や工業炉について、特徴、設計から導入までのサポート、メンテナンス内容などをまとめて解説します。企業情報も紹介しているので、熱処理炉の導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

東洋炉工業公式HP_キャプチャ
引用元:東洋炉工業公式HP
http://www.toyo-ro.com/
目次

東洋炉工業が手掛ける熱処理炉の
特徴

黒化処理炉や大型熱処理炉を扱う

東洋炉工業では、黒化処理炉をはじめ、メッシュベルト式連続熱処理炉やバッチ型熱処理ライン、ピット型焼入炉など、量産可能な大型の熱処理炉を製造しています。

オリジナル方式で開発した黒化処理炉は、四三酸化被膜処理や黒色酸化被膜処理が可能。被膜の膜厚を制御でき、雰囲気焼戻し処理装置としても使える黒化処理炉です。

作業効率化にも貢献する熱処理炉

東洋炉工業の熱処理炉は、エネルギーロスや環境対策にも配慮して開発されているほか、各業界やユーザーのデータを基に改良を重ね続けているため、作業効率化にも貢献。

また、創立以来、半世紀以上にわたり連続炉の開発と技術革新に取り組んでいます。1980年にはガス炉の開発を成功させ、熱処理コストの大幅に削減。その後、黒化処理炉や定量供給装置などの新製品を開発し、製造業界のニーズに応え続けています。

メンテナンスは年間362日受付

東洋炉工業の大きな強みが一貫生産システムです。熱処理炉の製造からメンテナンスまでを自社で一括して対応可能

さらに、年間362日体制のメンテナンス受付体制を整えており、全国各地はもちろん海外からの出張依頼に対応しています。現場主義をモットーに、さまざまな突発修理に駆けつけるのみでなく、クレームや修理のデータは新規製品の開発に活かし、製品を進化させ続けています。

熱処理炉の交換前に知っておきたい
基本情報とは

東洋炉工業の特徴まとめ

東洋炉工業の強みは、熱処理炉の製造からアフターフォローまで対応可能な一貫生産システムと、全国エリアに出張可能な362日体制のメンテナンス体制です。設計から製造、メンテナンスまで一括して相談できるメーカーを探している企業や、熱処理炉の導入後にいつでも迅速なメンテナンスを受けられるメーカーを探している企業におすすめです。

トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。

メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック

東洋炉工業が手掛けている
熱処理炉一覧

東洋炉工業_炉の一例
引用元:東洋炉工業公式HP
http://www.toyo-ro.com/products/meshbelt.html
種類 炉名 温度 加熱方法
熱処理炉 メッシュベルト式連続熱処理炉 - -
黒化処理炉 - -
ピット型熱処理炉 - ガス加熱
バッチ型熱処理ライン - -

東洋炉工業の基本情報

会社名 東洋炉工業株式会社
創業年月日 1967年9月28日
本社所在地 大阪府堺市美原区丹上270
営業時間 公式サイトに記載なし
電話番号 072-362-1661
URL http://www.toyo-ro.com/
サポートも手厚い!
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選

2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。

表面処理をしたいなら
パーカー
熱処理工業
パーカー熱処理工業公式HP
※画像引用元:パーカー熱処理工業公式HP
(https://pnk.co.jp/)
真空炉
浸炭炉
窒化炉
真空浸炭炉
軟窒化炉
など
熱処理炉の特徴
  • 表面処理技術に特化した専門メーカー
  • 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
サポート体制の特徴
  • 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
  • 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい

公式HPで熱処理炉の
特徴や種類を見る

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パーカー熱処理工業
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黒化処理をしたいなら
東洋炉工業
東洋炉工業公式HP
※画像引用元:東洋炉工業公式HP
(http://www.toyo-ro.com/)
メッシュベルト式連続熱処理炉
黒化処理炉
変成炉
など
熱処理炉の特徴
  • オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
  • メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
サポート体制の特徴
  • 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
  • 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している

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東洋炉工業
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全体処理をしたいなら
大同特殊鋼
大同特殊鋼公式HP
※画像引用元:大同特殊鋼公式HP
(https://www.daido.co.jp/)
プレミアムSTC炉
超低露点雰囲気熱処理炉
など
熱処理炉の特徴
  • 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
  • 独自開発した炉を数多く販売している
サポート体制の特徴
  • メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
  • 希望の設計にカスタマイズできる

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大同特殊鋼
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※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)

省エネを叶える
熱処理炉メーカー
3選