オリエンタルエンヂニアリング
オリエンタルエンヂニアリングの手掛ける熱処理炉の特徴、設計から導入、メンテナンス・サービス、企業情報等についてまとめていますので、熱処理炉を探している方はぜひお役立てください。
http://www.oriental-eg.co.jp/index.html
オリエンタルエンヂニアリングが
手掛ける熱処理炉の特徴
適した熱処理システムを提案できる
技術力
オリエンタルエンヂニアリングは、真空浸炭、真空焼入、プラズマCVD式の真空炉から、バッチ型、ストレートスルー型、連続型、ピット型の真空置換方式雰囲気熱処理SPERIA炉、バッチ型、ピット型、メッシュベルト型の雰囲気炉などを扱っています。豊富な雰囲気制御熱処理の経験により、適した熱処理システムを提案することが可能。さらに、低合金肌焼鋼や低炭素鋼、鉄系焼結材、快削鋼、特殊鋼、チタン合金などに熱処理加工を施すこともできる技術力が特長です。
独自の一貫管理システム
オリエンタルエンヂニアリングの一貫加工システムは、材料手配から加工・熱処理・仕上げ加工・製品検査・納品まで一元管理し、高品質･低コスト･短納期を実現しています。また、材料の納品から機械加工やプレス加工、放電加工、ワイヤーカット、熱処理、研磨、メッキ、防錆処理、組み立てまで対応。自社開発の施設の他、協力工場にもすべての受注品に専門ラインを構築し、情報管理、自主検査、出荷検査などを行っています。
熱処理をトータルサポート
本社・東京都荒川区西日暮里をはじめ、名古屋営業所、大阪営業所のほか、新潟工場や川越工場、研究所、さらには中国塩城市、天津市、マレーシアまで合弁会社があるのがオリエンタルエンヂニアリングの特徴の1つ。オーバーホールや改造、移設、配線、配管、定期点検などのメンテナンスにも対応してくれます。また、酸素センサーや熱電材、耐熱銅部品、消耗品、計測機器、製缶部品、各種パーツなどの補修部品や熱処理機器、治具やトレー、メッシュベルト、熱処理剤などの手配、熱処理相談や材料検査も任せることが可能です。
オリエンタルエンヂニアリングの
ポイント
オリエンタルエンヂニアリングの強みは適した熱処理システムを提案できる技術力です。また材料手配から加工・熱処理・仕上げ加工・製品検査・納品、メンテナンスまで一貫した管理を行っており、高品質･低コスト･短納期を実現しています。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない！
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
オリエンタルエンヂニアリングが
手掛けている
熱処理炉一覧
http://www.oriental-eg.co.jp/heat/vacuum.html
| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
|---|---|---|---|
| 真空熱処理炉 | 真空浸炭炉「ネオバイア」 | 800～1,050℃ | 電気抵抗加熱 |
| 真空焼入炉「コンバック」 | 750～1,300℃ | 電気抵抗加熱 | |
| SPERIA炉 | スペリア式バッチ型 | 800～1,050℃ | - |
| スペリア式トレープッシャー型 | ～930℃ | - | |
| スペリア式ストレートスルー型 | ～930℃ | - | |
| スペリア式ピット型 | ～920℃ | - | 雰囲気炉 | バッチ型滴注式ガス浸炭窒化炉 | 800～950℃ | 電気加熱・チューブ方式バーナ加熱 |
| メッシュベルト型滴注式ガス浸炭窒化炉 | 800～900℃ | 電気加熱・チューブ方式バーナ加熱 | |
| バッチ型窒素ベース式ガス軟窒化炉 | 550～600℃ | 電気加熱・チューブ方式バーナ加熱 | |
| バピット型滴注式ガス浸炭窒化炉・ピット型窒素ベース式ガス軟窒化炉 | 800～930℃ | 電気加熱・バーナ加熱 |
オリエンタルエンヂニアリングの基本情報
| 会社名 | オリエンタルエンヂニアリング株式会社 |
|---|---|
| 創業年月日 | 1952年 |
| 本社所在地 | 東京都荒川区西日暮里2丁目25番1ステーションガーデンタワー902号 |
| 営業時間 | 記載がありませんでした（2022年11月時点） |
| 電話番号 | 03-3802-4311 |
| URL | http://www.oriental-eg.co.jp/ |
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
熱処理工業
（https://pnk.co.jp/）
- 表面処理技術に特化した専門メーカー
- 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
- 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
- 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい
（http://www.toyo-ro.com/）
- オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
- メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
- 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
- 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している
（https://www.daido.co.jp/）
- 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
- 独自開発した炉を数多く販売している
- メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
- 希望の設計にカスタマイズできる
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました（焼入・焼戻炉（真空炉・浸炭炉含む）、焼きなまし炉（焼鈍炉）、焼きならし炉（焼準炉）、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました）。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元：省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF（https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf）
※2 参照元：日本工業炉協会 正会員一覧（https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/）