工業用熱処理炉を中心に取り扱っている日本テクノ。設計・製作・現地工事まで一貫して生産しており、要望に応じた特殊仕様での製造も可能です。この記事ではそんな日本テクノで扱っている熱処理炉についてまとめました。

日本テクノでは、真空炉や浸炭炉、ガス窒化炉などの熱処理炉を扱っています。中でも、積極的に真空浸炭技術に取り組んでいるのが特徴です。たとえば、「真空パージ式ガス浸炭窒化炉」は、滴注式浸炭窒化に真空技術を取り入れ、メタノール滴注式を採用。無人操業が可能で、フレームカーテンが必要ないため、火災や爆発の恐れがないことがポイントです。
そのほかにも、省人化を叶え、公害や火災などの心配が少ない熱処理炉を数多く製造。会社全体で「脱炭素」や「CO2排出ゼロ」にも積極的に力を入れています。
日本テクノでは、設計・製作・現地工事と一貫生産をおこなっています。国内で300台、海外では、中国や台湾、韓国、アメリカ、タイなど100台を超える納入実績(※)があります。
また、熱処理の受託加工や試作も可能。量産への以降もスムーズにおこなえます。さらに、熱処理炉だけでなく真空容器やコンベア、昇降装置の設計・製作もおこなっているため、必要な設備をまとめて依頼することも可能です。
熱処理炉は一度導入をしたら長い期間使用することになるため、メンテナンスが欠かせません。
日本テクノでは、メンテナンスも積極的に行っているため、ちょっとした不具合でも気軽に相談できます。撹拌機の振動や熱電対の交換、トレーの出し入れで大きな異音(金属音)が聞こえてくる、真空引きが遅いなど、設備の気になる部分や困りごともすぐに解決できるでしょう。
真空炉を中心に取り扱っている日本テクノ。真空パージ仕様をベースとし、光輝焼入れ、浸炭、窒化などのさまざまな熱処理炉を製作しています。自社で全設備を設計・製作しているため、ピット型、3室、ローラーハースなど、必要な設備をオーダーメイドで制作できるのも大きな強みと言えるでしょう。
また、海外への納入も可能。中国とタイには熱処理の受託加工が可能な合弁会社があるため、国内と同じ熱処理がおこなえます。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック

| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 | 
|---|---|---|---|
| 真空炉 | NVG型 真空熱処理炉 | - | ガス | 
| 浸炭炉 | NK-V型 真空パージ式ガス浸炭炉 | - | - | 
| NDC型 ダイレクト浸炭炉 | - | 電気加熱とガス加熱など、工場の環境に応じた仕様を選択 | |
| 窒化炉 | NPN型 ピット型ガス窒化炉 | - | - | 
| NBN型 バッチ型ガス窒化炉 | - | - | |
| NP型 ピット型浸炭窒化炉 | - | - | 
| 会社名 | 株式会社日本テクノ | 
|---|---|
| 創業年月日 | 1985年3月 | 
| 本社所在地 | 埼玉県蓮田市大字閏戸3968 | 
| 営業時間 | 記載なし | 
| 電話番号 | 048-767-1113 | 
| URL | http://nihon-techno.co.jp/ | 
「日本工業炉協会」の正会員である工業炉メーカー112社のうち、熱処理炉を扱う62社を調査。
その中から、自動車業界、半導体業界、航空宇宙業界に必要な熱処理方法からメーカーを分類し、各社の熱処理炉の強みや特徴を紹介します。熱処理炉に求める効果から、自社に適した熱処理炉を選んでください。


