タイホーエンジニアリング
熱処理設備一筋のタイホーエンジニアリング。熱処理炉だけでなく、ガスバーナーなどの燃焼機器や耐火物、耐熱網、電気部品なども数多く取り扱っています。この記事ではタイホーエンジニアリングが扱っている熱処理炉について調査。導入を検討している際はぜひ参考にしてください。
http://www.taiho-eng.co.jp/wp/
タイホーエンジニアリングが手掛ける熱処理炉の特徴
熱処理設備一筋の企業
タイホーエンジニアリングは、さまざまな熱処理設備を取り揃えている会社です。ばね用加熱炉を中心に、鋳・鍛造用熱処理炉、アルミ用熱処理炉などを取り揃えています。
その他、応力・歪取り用熱処理炉（メッシュベルト式／トレープッシャー式）、乾燥炉や附帯設備として搬送装置の取り扱いもあります。半世紀近く熱処理設備一筋でやってきたからこそ、熱処理に関する知識や技術・ノウハウには目を見張るものがあります。
設計・製作から据え付けまで対応
もちろん、タイホーエンジニアリングでは熱処理炉の設計もしています。
各種工業炉の設計、製作から据え付けはもちろん、設備の省エネルギー化の相談も可能です。コストを抑えながら、地球環境に優しい設備を導入できます。
さらに、国内だけでなく、台湾、中国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアなどの国外にも輸出をしているため、海外で設備を導入したいケースでも相談に応じてくれるでしょう。
炉内の点検・補修工事も得意
長期間使用する熱処理設備には定期的なメンテナンスや点検が欠かせません。
タイホーエンジニアリングではメンテナンスにも力を入れており、炉内の点検・補修工事、燃焼機器や機械の整備を依頼できます。炉の移設工事や改造工事、省エネルギー化工事も合わせて相談できるため、長い期間、良い状態で設備を運用が実現できるでしょう。
タイホーエンジニアリングの特徴まとめ
半世紀近く熱処理設備一筋ということもあり、熱処理設備の取り扱いを得意としているタイホーエンジニアリング。どのような設備を導入すればいいのか迷った際は相談してみると良いでしょう。炉の移設やカスタマイズ、省エネルギー化などの工事にも対応をしているため、末永く熱処理設備を活用できます。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない！
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
タイホーエンジニアリングが手掛けている熱処理炉一覧
http://www.taiho-eng.co.jp/wp/?page_id=76
| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
|---|---|---|---|
| 鋳・鍛造用熱処理炉 | 焼入炉・焼準炉 | - | - | ばね用熱処理炉 | メッシュベルト式連続焼戻炉 | - | - | アルミ用熱処理炉 | 熱処理炉（アルミホイール用/アルミ建材用） | - | - |
| その他各種熱処理炉 | 応力・歪取り用熱処理炉（メッシュベルト式） | - | - |
| 応力・歪取り用熱処理炉（トレープッシャー式） | - | - |
タイホーエンジニアリングの基本情報
| 会社名 | タイホーエンジニアリング株式会社 |
|---|---|
| 創業年月日 | 1972年9月 |
| 本社所在地 | 東京都港区高輪2-21-41 高輪第一ビル5F |
| 営業時間 | 記載なし |
| 電話番号 | 03-5789-7720 |
| URL | http://www.taiho-eng.co.jp/wp/ |
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
熱処理工業
（https://pnk.co.jp/）
- 表面処理技術に特化した専門メーカー
- 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
- 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
- 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい
（http://www.toyo-ro.com/）
- オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
- メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
- 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
- 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している
（https://www.daido.co.jp/）
- 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
- 独自開発した炉を数多く販売している
- メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
- 希望の設計にカスタマイズできる
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました（焼入・焼戻炉（真空炉・浸炭炉含む）、焼きなまし炉（焼鈍炉）、焼きならし炉（焼準炉）、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました）。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元：省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF（https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf）
※2 参照元：日本工業炉協会 正会員一覧（https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/）