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北陸テクノ

北陸テクノの手掛ける熱処理炉や工業炉について、特徴、設計から導入までのサポート、メンテナンス内容などをまとめて解説します。企業情報も紹介しているので、熱処理炉の導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

北陸テクノ_公式サイトキャプチャ
引用元:北陸テクノ公式HP
https://www.h-techno.com/
目次

北陸テクノが手掛ける熱処理炉の
特徴

大量の部品を迅速に処理できる熱処理炉

北陸テクノはアルミニウムやマグネシウムの鋳物に用いられるT6熱処理炉シリーズを開発しています。T6熱処理炉は高精度な温度制御と短時間での水没によって、大量の部品を一度に処理可能な熱処理炉です。また、炉内の搬送方式はローラー駆動方式を採用しており、製品の品質と生産効率の向上に寄与します。

熱処理加工サービスも提供

北陸テクノは熱処理炉の製造のみでなく、顧客から製品を引き取り、自社工場で熱処理を実施して納品する熱処理加工サービスも提供しています。とくに、鋳造した製品に対するT6熱処理では、溶体化処理、焼入れ、時効処理を行い、製品の強度と硬さを向上させます。バスケットあたりの最大処理量が500kgのT6熱処理炉と、700kgのハイブリッドT6熱処理炉を保有しており、ニーズに合わせた処理が可能です。

熱処理炉以外にもさまざまな工業炉を
開発

北陸テクノは熱処理炉のほか、アルミ溶解保持炉やアルミ電気式保持炉などの工業炉の製造も手掛けているメーカーです。アルミ溶解保持炉のラインナップはプレサーブ炉、コンビネーション溶解システム、溶湯循環型アルミ連続溶解保持炉、ポット溶解システムなど多彩。アルミ電気式保持炉では、縦型浸漬ヒーターVH炉やアンダーヒーター炉を製造しています。1993年の創業以来、多様化する業界のニーズに応えられるよう開発を続けている企業です。

熱処理炉の交換前に知っておきたい
基本情報とは

北陸テクノの特徴まとめ

北陸テクノはアルミニウムおよびマグネシウム鋳物に用いるT6熱処理炉をはじめ、さまざまな工業炉を開発するメーカーです。顧客が熱処理を施したい部品を預かり、自社工場で処理する熱処理受託事業も展開。アルミニウムやマグネシウムの鋳物を製造する企業や、熱処理を外注化したい企業におすすめです。

トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。

メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック

北陸テクノが手掛けている
熱処理炉一覧

北陸テクノ_熱処理炉一例
引用元:北陸テクノ公式HP
https://www.h-techno.com/industrial-furnace/
種類 炉名 温度 加熱方法
アルミ電気式保持炉

縦型浸漬ヒーターVH炉

- -
アンダーヒーター炉 - -
アルミ溶解保持炉 プレサーブ炉 - -
コンビネーション溶解システム - -
溶湯循環型アルミ連続溶解保持炉 - -
ポット溶解システム - -
SPWバーナー搭載スパイラル炉 - -
スパイラル炉 - -
熱処理炉 T6熱処理炉シリーズ 最大520℃ ガス燃焼熱風循環式

北陸テクノの基本情報

会社名 北陸テクノ株式会社
創業年月日 1993年1月
本社所在地 富山県射水市青井谷1丁目8番3号
営業時間 8:30~17:00 ※土日祝定休
電話番号 0766-57-1400
URL https://www.h-techno.com/
サポートも手厚い!
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選

2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。

表面処理をしたいなら
パーカー
熱処理工業
パーカー熱処理工業公式HP
※画像引用元:パーカー熱処理工業公式HP
(https://pnk.co.jp/)
真空炉
浸炭炉
窒化炉
真空浸炭炉
軟窒化炉
など
熱処理炉の特徴
  • 表面処理技術に特化した専門メーカー
  • 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
サポート体制の特徴
  • 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
  • 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい

公式HPで熱処理炉の
特徴や種類を見る

電話で問い合わせしてみる

パーカー熱処理工業
について詳しく見る

黒化処理をしたいなら
東洋炉工業
東洋炉工業公式HP
※画像引用元:東洋炉工業公式HP
(http://www.toyo-ro.com/)
メッシュベルト式連続熱処理炉
黒化処理炉
変成炉
など
熱処理炉の特徴
  • オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
  • メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
サポート体制の特徴
  • 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
  • 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している

公式HPで熱処理炉の
特徴や種類を見る

電話で問い合わせしてみる

東洋炉工業
について詳しく見る

全体処理をしたいなら
大同特殊鋼
大同特殊鋼公式HP
※画像引用元:大同特殊鋼公式HP
(https://www.daido.co.jp/)
プレミアムSTC炉
超低露点雰囲気熱処理炉
など
熱処理炉の特徴
  • 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
  • 独自開発した炉を数多く販売している
サポート体制の特徴
  • メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
  • 希望の設計にカスタマイズできる

公式HPで熱処理炉の
特徴や種類を見る

電話で問い合わせしてみる

大同特殊鋼
について詳しく見る

※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)

省エネを叶える
熱処理炉メーカー
3選