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新和実業

新和実業は、熱処理炉などの工業炉のほか、炉内雰囲気ガスの分析や制御装置など熱処理に関わるさまざまな機械を開発・製造・販売している熱処理メーカーです。この記事では、新和実業の熱処理炉についてまとめています。

新山崎電機工業公式HPキャプチャ
引用元:新和実業公式HP
https://www.shinwa-jitsugyo.co.jp/
目次

新和実業が手掛ける熱処理炉の
特徴

熱処理技術を活かした焼鈍炉や焼戻炉を
製造

新和実業は、熱処理炉などの熱処理設備から、温度制御・雰囲気制御・湿度計測まで、熱処理技術の開発や研究に取り組むエンジニアリング企業です。

電熱式チェーンコンベヤ型低温加熱炉や電熱式バッチ型高温焼戻炉(焼入水槽付)、整列式ロータリーハース型線ばね焼鈍炉(丸形炉)、電熱式小型加熱炉(最高使用温度600℃)など、数多くの焼鈍炉や焼戻炉を製造・販売しています。

分析器や制御盤などの付属製品にも強い

カーボンポテンシャル演算ができる「CpCalc(シーピーカルク)」やガス分析・制御盤、ジルコニアO2センサなど、熱処理作業に必要な製品も作っている新和実業。長い間培ってきたノウハウを製品に活かしています。

また、ガスサンプル配管の設置なども含めたガスの計装全般についても対応可能です。

積極的に新しい技術を取り入れている

工業炉の中でも、雰囲気ガス熱処理設備の雰囲気ガス制御やガス分析に強みを持っている新和実業。特に、湿度計測の分野を得意としており、熱処理設備を中心に難しい湿度計測の案件にも積極的に取り組んでいます。

アンモニア雰囲気の露点計測手段の研究・開発を行っており、常に新しい技術を求めて日々研鑽を積んでいる会社です。

新和実業の特徴まとめ

新和実業は、これまで培ってきた技術を応用しながら、脱炭素社会に向けてさらに多くの人々に役立つことを目指して取り組んでいます。熱処理設備、温度制御、雰囲気制御、湿度計測といった技術を基盤に持つエンジニアリング企業なので、熱処理への造詣が深いメーカーだと言えるでしょう。

トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。

メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック

新和実業が手掛けている熱処理炉
一覧

新和実業_熱処理炉例キャプチャ
引用元:新和実業公式HP
https://www.shinwa-jitsugyo.co.jp/furnace01.html
種類 炉名 温度 加熱方法
工業炉 電熱式チェーンコンベヤ型低温加熱炉 230~480℃
最高500℃
電気
電熱式バッチ型高温焼戻炉(焼入水槽付) 常用510~550℃
最高600℃
電熱式
整列式ロータリーハース型線ばね焼鈍炉(丸形炉) 480℃ -
電熱式小型加熱炉 常用200~550℃
最高600℃
電気
電熱式小型熱風循環型加熱炉 常用200~550℃
最高600℃
電気
電熱式バッチ型加熱炉 200~800℃
最高800℃
電気

新和実業の基本情報

会社名 新和実業株式会社
創業年月日 1974年5月11日
本社所在地 愛知県豊田市柿本町6-9-11
営業時間 記載なし
電話番号 0565-28-8822
URL http://www.shinwa-jitsugyo.co.jp/
サポートも手厚い!
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選

2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。

表面処理をしたいなら
パーカー
熱処理工業
パーカー熱処理工業公式HP
※画像引用元:パーカー熱処理工業公式HP
(https://pnk.co.jp/)
真空炉
浸炭炉
窒化炉
真空浸炭炉
軟窒化炉
など
熱処理炉の特徴
  • 表面処理技術に特化した専門メーカー
  • 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
サポート体制の特徴
  • 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
  • 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい

公式HPで熱処理炉の
特徴や種類を見る

電話で問い合わせしてみる

パーカー熱処理工業
について詳しく見る

黒化処理をしたいなら
東洋炉工業
東洋炉工業公式HP
※画像引用元:東洋炉工業公式HP
(http://www.toyo-ro.com/)
メッシュベルト式連続熱処理炉
黒化処理炉
変成炉
など
熱処理炉の特徴
  • オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
  • メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
サポート体制の特徴
  • 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
  • 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している

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東洋炉工業
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全体処理をしたいなら
大同特殊鋼
大同特殊鋼公式HP
※画像引用元:大同特殊鋼公式HP
(https://www.daido.co.jp/)
プレミアムSTC炉
超低露点雰囲気熱処理炉
など
熱処理炉の特徴
  • 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
  • 独自開発した炉を数多く販売している
サポート体制の特徴
  • メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
  • 希望の設計にカスタマイズできる

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大同特殊鋼
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※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)

省エネを叶える
熱処理炉メーカー
3選