大光炉材
不定形耐火物メーカーとして長い経験がある大光炉材。ここでは大光炉材の特徴、サポートやメンテナンスについて解説しているので、熱処理炉選定の参考にしてください。
https://www.taiko-ref.com/
大光炉材が手掛ける熱処理炉の
特徴
オーダーメイドに対応した高品質な
熱処理炉
大光炉材は創業以来、不定形耐火物メーカーとして長い実績を積んできた会社です。多様な工業炉製作の経験から、試験炉を含む小型の電気炉や100tを超える鋳塊の熱処理炉までさまざまな炉を提供しています。オーダーメイドに対応しているので、要望に合わせた炉を製造してくれるでしょう。
熱処理炉だけでなく、乾燥炉や焼鈍炉、鍛造炉、焼却炉、均熱炉のほか、各種燃焼炉の省エネ診断機械も提供。さらに、炉殻金物や配管、燃焼装置の設計施工、計装、自動制御、温度や炉圧制御の設計・施工まで、さまざまな事業を展開しています。
綿密な計画と確実な製品化
現地調査で詳細な打ち合わせをしたうえで、基本設計や技術の提案を行っています。その後に受注と工程の予定を立て、詳細な設計を提案してから製造に入ります。製造後は社内での試運転をしっかり行い、製品化する前に不良を見つけ出しているため、高品質な熱処理炉を提供することが可能です。
アフターサポートが整っている
大光炉材では、設備導入後の点検はもちろん、メンテナンスなどのアフターフォローや導入設備以外の劣化補修工事を行っています。熱処理炉は、10年以上使い続けると言われているので、故障を防ぐためには日々のメンテナンスがとても大切です。大光炉材は導入後の設備維持にも責任を持ち、長期に使い続けられる熱処理炉を提供してくれる企業と言えます。
他にも、省エネ・省力化工事の相談なども受けているため、業務の効率化やSDGsの取り組みなどを行っている企業は相談してみると良いでしょう。
大光炉材の特徴まとめ
1954年創業の大光炉材は、歴史ある不定形耐火物メーカーとして知られる会社です。先人たちから受け継ぐモノづくり精神を胸に、製品の品質向上に貢献。熱処理炉についても多様な実績があり、世界の鉄鋼産業をリードする熱処理炉の制作を行っています。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない！
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
大光炉材が手掛けている
熱処理炉一覧
公式HPに熱処理炉の画像がありませんでした。
| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
|---|---|---|---|
| 燃焼炉 | レキュバーナ式高効率熱処理炉 | - | - |
| 高性能鍛造炉 | 1,300℃ | - | |
| 120トン徐冷炉 | 600℃（MAX800℃） | - | |
| 電気炉 | 熱風循環式焼鈍炉 | - | 電気 |
| 石英熱処理炉 | - | 電気 | |
| WB式鋼片加熱炉 | 1,000℃（Max1,050℃） | 電気 | |
| 連続式吊下げ焼成炉 | - | 電気 | |
| ローラーハース式連続焼鈍炉 | - | 電気 |
大光炉材の基本情報
| 会社名 | 大光炉材株式会社 |
|---|---|
| 創業年月日 | 1950年 |
| 本社所在地 | 福岡県北九州市戸畑区牧山新町1-1 |
| 営業時間 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| 電話番号 | 093-871-1631 |
| URL | https://www.taiko-ref.com/ |
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
熱処理工業
（https://pnk.co.jp/）
- 表面処理技術に特化した専門メーカー
- 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
- 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
- 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい
（http://www.toyo-ro.com/）
- オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
- メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
- 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
- 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している
（https://www.daido.co.jp/）
- 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
- 独自開発した炉を数多く販売している
- メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
- 希望の設計にカスタマイズできる
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました（焼入・焼戻炉（真空炉・浸炭炉含む）、焼きなまし炉（焼鈍炉）、焼きならし炉（焼準炉）、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました）。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元：省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF（https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf）
※2 参照元：日本工業炉協会 正会員一覧（https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/）