東和耐火工業の手掛ける熱処理炉や工業炉について、特徴、設計から導入までのサポート、メンテナンス内容などをまとめて解説します。企業情報も紹介しているので、熱処理炉の導入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
東和耐火工業は工業炉全般用に、不定形耐火物の製造から販売、施工、築炉設計までを一貫しておこなうメーカーです。製品は焼却炉、鉄鋼、非鉄金属、セメント、石油製品などの分野で広く使用されており、IHI、川崎重工業、積水化学工業、花王、LIXILなど数多くの大手企業と取引実績を持ちます。製品開発のために独自の研究開発部門を持ち、使用後の耐火物の解析による改良開発や次世代耐火物製品の開発に注力しています。
東和耐火工業は耐火物工事と不定形耐火物を取り扱う専門メーカーとして、多様なニーズと環境変化に対応可能です。SDGsの基準に基づいてCO2削減に取り組んでいるほか、省エネルギー製品の供給などを通じて循環型社会の実現に貢献。とくに建材試験炉の高い技術を持っており、各種建材製品の品質向上をサポートしています。
東和耐火工業は1967年の創立以来、工業炉に欠かせない不定形耐火物の研究開発から設計、施工、製造、販売、アフターフォローまで一貫して取り組んできた専門メーカーです。東和耐火工業が手掛けた製品は全国の製鉄所や石油化学プラント、焼却場などで広く採用されています。優秀な人材の育成と技術力向上を重視しており、新しい技術を積極的に取り入れながら顧客の役に立つ製品を開発し続けています。
東和耐火工業は不定形耐火物の専門メーカーとして長年の経験と実績を持ち、独自のノウハウを活かして高品質な産業用製品を開発し続けています。SDGsに配慮した事業運営を通じて、買い手だけでなく世間、ひいては売り手である東和耐火工業の三方良しを目指しています。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
---|---|---|---|
加熱炉 | - | - | - |
電気炉 | - | - | - |
アルミ溶解炉・保持炉 | - | - | - |
急速溶解炉 | - | - | - |
流動床焼却炉 | - | - | - |
ストーカ炉 | - | - | - |
会社名 | 東和耐火工業株式会社 |
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創業年月日 | 19676月5日 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町1-13-12 |
営業時間 | 9:00〜17:30 ※土日祝日定休 |
電話番号 | 03-5649-3070 |
URL | https://www.towa-rec.co.jp/ |
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)