東京ガスエンジニアリングソリューションズ
東京ガスエンジニアリングソリューションズは、「熱処理技術集団」を目指してさまざまな熱処理炉や熱処理技術を提供し続けている企業です。ここでは東京ガスエンジニアリングソリューションズの特徴や画像、スペック、同社のサポート体制などをまとめました。
https://www.tokyogas-es.co.jp/
東京ガスエンジニアリングソリューションズが
手掛ける熱処理炉の特徴
クリーンエネルギーに対応可能な次世代型連続焼成炉
エネルギー関連施設の運用や管理も行っている東京ガスエンジニアリングソリューションズでは、リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉（C-SERT-RHKシリーズ）を取り扱っています。
株式会社ノリタケカンパニーリミテド・東京ガス株式会社・TGESの3社が共同開発した製品で、水力・太陽光・風力・バイオマス・地熱といった多様なクリーンエネルギーに対応しています。
たとえば水力発電によって得られたエネルギーは、グリーン電力対応型の「C-SERT-RHK-Fos」高耐久性電気ヒーター式焼成炉に利用することができます。
リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉は、エネルギーコストを従来の製品より低減させつつも、省二酸化炭素・脱炭素・高耐久性を備えている点が特徴です。
コストを低減し従来製品よりも高い耐久性を獲得
リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉（C-SERT-RHKシリーズ）は、エネルギーコストを従来の焼成炉よりも低減し、省二酸化炭素・脱炭素・高耐久性が特徴です。
耐熱･耐蝕性能の高い特殊セラミックを発熱体として採用したバーナーを搭載しているため、従来からの課題であった耐久性を持たせながら、温度分布の平準化・スムーズな温度追従性・酸素濃度の維持が可能になりました。
1,300℃で温度精度Δt=10℃以下と、安定的な加熱を加えられる点が従来製品との違いとなっています。
東京ガスエンジニアリングソリューションズの特徴まとめ
東京ガスエンジニアリングソリューションズでは、3社で共同開発した次世代型連続焼成炉をシリーズ化し、クリーンエネルギーにも対応可能な製品を販売しています。
脱炭素や省エネのこと、設備導入における資金調達や更新に関する悩みなどを幅広く相談できますので、熱処理設備に関する情報を収集している方はぜひお問い合わせください。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない！
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
東京ガスエンジニアリングソリューションズが
手掛けている熱処理炉一覧
https://www.tokyogas-es.co.jp/business/equipment/combustion/lib.html
| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
|---|---|---|---|
| 焼入れ炉 | C-SERT-RHK リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉 |
- | ガス |
| C-SERT-RHK‐Nero 水素燃焼式リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉 |
- | 水素 | |
| C-SERT-RHK‐Fos 高耐蝕性ヒーター式リチウムイオン電池電極材用連続焼成炉 |
- | ヒーター |
東京ガスエンジニアリングソリューションズの基本情報
| 会社名 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 |
|---|---|
| 創業年月日 | 2015年4月 |
| 本社所在地 | 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング |
| 営業時間 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| 電話番号 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
| URL | https://www.tokyogas-es.co.jp/ |
省エネを叶える熱処理炉メーカー3選
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
熱処理工業
（https://pnk.co.jp/）
- 表面処理技術に特化した専門メーカー
- 徹底的に熱を管理でき、安定的な製品を提供できる
- 取り扱うすべての熱処理炉で試作が可能
- 拠点数が多くメンテナンスや修理を依頼しやすい
（http://www.toyo-ro.com/）
- オリジナル方式で開発した、黒化処理炉を扱う
- メッシュベルト式連続熱処理炉で省エネ大賞を受賞(※1)している
- 年末年始以外、年間362日の受付対応が可能
- 契約状況に応じて現地に担当者を派遣している
（https://www.daido.co.jp/）
- 新素材・新技術開発に強く全体熱処理から対応できる
- 独自開発した炉を数多く販売している
- メンテナンスだけでなく、改造や改良も可能
- 希望の設計にカスタマイズできる
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました（焼入・焼戻炉（真空炉・浸炭炉含む）、焼きなまし炉（焼鈍炉）、焼きならし炉（焼準炉）、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました）。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元：省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF（https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf）
※2 参照元：日本工業炉協会 正会員一覧（https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/）