ジェミックス
発電用タービン光輝焼鈍用大型真空熱処理炉などの製造を行っているジェミックスについて紹介しています。初期投資を減らすだけでなく、省エネ効果や省人化などの目標に適した設計も行っているのが特徴です。ぜひ参考にしてください。
http://www.jemix.co.jp/business/
ジェミックスが手掛ける
熱処理炉の特徴
大型圧力容器の焼鈍工事も可能
ジェミックスでは、発電用タービン光輝焼鈍用大型真空熱処理炉など、さまざまな熱処理炉の制作を手掛けています。
韓国の大宇重工業からの大型圧力容器の焼鈍工事の依頼が来た際には、「仮設炉を制作することで、大幅にコスト削減ができる」と、大型の仮設炉の制作を提案。建設中に台湾や台朔重工からも同じ問い合わせがあり、見事同時に受注しました。
このように、ジェミックスでは省エネやローコストにつながる提案や大規模な仮説炉の建設ができる企業です。受動的ではなく、能動的にサポートしてもらえるので、相談しやすいと言えます。
ニーズを確認しながら初期投資を減らす
ジェミックスでは、設計時に顧客の真のニーズを確認し、初期投資を減らすために努力をするだけでなく、省エネ効果や省人化などの目標に適した設計が得意。
顧客の本当の要求を理解し、それに基づいて効果的な設計を実現しながら、顧客の満足を追求し、効率的かつ持続可能なソリューションを提供することを目指しています。
オペレーターの教育も行っている
ジェミックスでは、設計、技術指導、主要機器の供給だけでなくオペレーターの教育など、幅広いサービスを提供。
炉だけでなく、熱プラントの製造も行っているため、幅広い相談に対応できるのも魅力の1つと言えるでしょう。熱処理炉の導入にあたって、周囲の環境や付随する設備といったさまざまな要件や問題を抱えていることがあります。ジェミックスであれば、一元的に同社でサポートしてもらえると言えるでしょう。
ジェミックスの特徴まとめ
コスト削減や省エネにつながる柔軟な提案力が特徴のジェミックス。豊富な経験や技術力がある熱処理炉メーカーです。
また、設計、技術指導、主要機器の供給、オペレーターの教育などを行っているため、熱処理導入に必要なサポートを一貫して任せることができるのも大きなポイントです。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない！
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
ジェミックスが手掛けている
熱処理炉一覧
http://www.jemix.co.jp/business/mfg.html
| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
|---|---|---|---|
| 熱処理炉 | 発電用タービン光輝焼鈍用大型真空熱処理炉 | - | - |
| 真空/加圧/加熱炉 | - | - | |
| 粉体焼成用外熱式 ロータリーキルン電気炉 | - | - |
ジェミックスのその他の事業
工事部
熱処理分野において長年の経験で培った技術を活かし、大型溶接構造物の全体焼鈍（アニール）工事を担っています。従来、炉に入らない規模の圧力容器や球形タンクの熱処理は困難とされてきましたが、同社は国内外で技術を確立してきました。
こうした事業は、適切に管理された工程で熱処理を行い、製品の品質と信頼性を保証する重要な役割を果たします。パイプから大型容器に至るまで対応できる点も、工事部の強みといえます。
高周波機器部
高効率、かつクリーンな熱源として注目される高周波誘導加熱技術を活用し、幅広い装置開発を行っています。従来は価格面で導入が敬遠されがちでしたが、同社は電源の量産化によるコスト削減に成功し、多様な産業分野での応用を可能にしました。
高周波機器の特長として、高効率、周囲に熱害を与えない自己発熱、真空環境下での加熱対応などが挙げられます。また、狭い範囲への高密度加熱や急速加熱ができるため、溶接部の予熱や焼鈍といった特殊な工程にも適しています。
資材部
熱処理に関連する多様な資材や計測機器を取り扱い、産業界の高度なニーズに応えています。同社は耐熱材料の分野で、日本市場に世界の優れた製品を紹介してきた実績があり、また日本の高品質な製品を海外に広める役割も担っています。
特に熱処理工程における「正確な温度計測」の重要性に着目し、シース型熱電対やペアーワイヤーなど、国際基準に適合した機材を推奨。補償導線や耐熱ケーブル、断熱材、温度記録計といった関連製品を幅広く提供しています。
ジェミックスの基本情報
| 会社名 | ジェミックス株式会社 |
|---|---|
| 創業年月日 | 1968年3月25日 |
| 本社所在地 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町東2-7-9 |
| 営業時間 | 記載なし |
| 電話番号 | 078-857-6100 |
| URL | http://www.jemix.co.jp/ |
おすすめの熱処理炉メーカー3選
「日本工業炉協会」の正会員である工業炉メーカー112社のうち、熱処理炉を扱う62社を調査。
その中から、自動車業界、半導体業界、航空宇宙業界に必要な熱処理方法からメーカーを分類し、各社の熱処理炉の強みや特徴を紹介します。熱処理炉に求める効果から、自社に適した熱処理炉を選んでください。
耐摩耗性や耐疲労性を
高めたいなら
（https://pnk.co.jp/）
特化した炉を扱う
- 合金鋼やステンレスの窒化技術において特許を取得(※1)しており、耐食性を落とさずに耐疲労性や耐摩耗性を高める熱処理炉がある
- 60年にわたる表面熱処理の経験を基に、省エネと高精度を追求した独自技術の開発を通じて品質向上を支援
- 真空浸炭炉「ICBP NANO」
- 雰囲気制御式ガス窒化炉PCGNe
の軽さと高強度を
両立させたいなら
（https://www.h-techno.com/）
特化した炉を扱う
- 最大85℃の高水温で水冷することでアルミニウムやマグネシウムの歪みを減らしながら強度を高める熱処理が可能
- 冷却水を常にクリーンに保つことで不純物の付着を低減でき、素材本来の特性を保持しつつ品質の高い製品づくりに貢献
- アルミニウム、マグネシウムのT6熱処理炉
- アルミニウム、マグネシウムの連続T6熱処理炉
高温強度や耐食性を
高めたいなら
（https://www.daido.co.jp/）
特化した炉を扱う
- 航空宇宙業界などで使われる非鉄系金属に対して2000℃レベルの高温での真空熱処理ができる熱処理炉がある
- 独自の研究や開発を行っており、高温化で利用される金属に対する知見があることから高温強度や耐食性を高めるための技術提供ができる
- ローラーハース式超高温連続熱処理炉 SHRH
- 急速ガス冷却式真空熱処理炉 QHS/QHN