誘導加熱の専門メーカーとして、誘導溶解炉や誘導加熱装置などさまざまな製品の製造を行っているアジャックストッコ・マグネサーミックジャパン。メンテナンスに力を入れているのも特徴です。この記事ではアジャックストッコ・マグネサーミックジャパンが扱っている熱処理炉について詳しく調べています。導入の際はぜひ参考にしてください。
トランスバース・フラックス加熱装置、ガルバニーリングなど独自の誘導加熱技術を中心とした設備を扱っているアジャックストッコ・マグネサーミックジャパン。主に焼入れ、焼なましができる「トランスバース・フラックス加熱装置(TFIH)」「鍛造用ビレットヒーター」「鋼管加熱装置」「バーエンドヒーター」といった種類があります。
多彩な設備を揃えているので、適切な加熱方法・処理方法を提案してもらえるでしょう。
アジャックストッコ・マグネサーミックジャパンでは、1965年(昭和40年)に設立以来、誘導加熱のエンジニアリング企業として誘導溶解炉や誘導加熱装置と、その関連装置の設計製作を積極的に行っています。
金属の加熱、熱処理、溶解等の設備だけでなく、技術的な問題やコストダウンも実現可能なため、設備を導入する際は相談してみると良いでしょう。
アジャックストッコ・マグネサーミックジャパンではアフターサービス内容にも力を入れています。
コイル、インダクター等の製作・修理や冷却システムの洗浄サービスだけでなく、誘導加熱装置の修理・改造・能力アップなどのメンテナンスも実施。万が一設備に不備が発生した場合でも迅速に対応できるように交換部品の在庫を取り揃えているので、不測の事態が起きてもすぐに対応してもらえます。
誘導加熱の専門メーカーとして、さまざまな加熱処理設備を揃えているアジャックストッコ・マグネサーミックジャパン。熱処理炉はもちろん、金属を溶解させるコアレス炉、溝形誘導炉、電源装置、熱処理など、多種多様なサービスを提供しています。
アフターサービスにも力を入れているため、長い期間に渡って設備を利用できます。また、部品の在庫を用意しているため、故障などが起きた時にも相談しやすいでしょう。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
---|---|---|---|
加熱ヒーター | 鍛造用ビレットヒーター | - | - |
鋼管加熱装置 | - | - | |
バーエンドヒーター | - | - | |
トランスバース・フラックス加熱装置(TFIH) | - | - | 高周波熱処理装置 | 等速ジョイント(CVJ) | - | - |
ドライブライン(インナー/アウターレース) | - | - | |
ステアリングラック | - | - | |
ヘビーデューティー(undercarriage&power train) | - | - |
会社名 | アジャックストッコ・マグネサーミックジャパン株式会社 |
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創業年月日 | 1965年3月13日 |
本社所在地 | 東京都江東区東陽2-4-14 三井ウッディビル2F |
営業時間 | 記載なし |
電話番号 | 03-3647-7661 |
URL | http://www.ajaxtocco.co.jp/ |
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)