1958年創業のDOWAサーモテックは、多くの省エネ熱処理炉を提供しています。ここでは、DOWAサーモテックの特徴やサポート・メンテナンス、熱処理炉の画像などを掲載しているので、熱処理炉選定の参考にしてください。

DOWAサーモテックは、省スペース、省エネルギー、環境配慮などニーズが多様化していることを反映して、バリエーション豊かな熱処理炉を揃えています。その中でも、特に需要の大きい浸炭熱処理設備においては国内有数のシェアを獲得し、技術力やサポート体制への信頼を得ています。
TKMシリーズは、優秀な均一加熱、浸炭、冷却性能を持ち、品質管理やメンテナンスがしやすい熱処理炉です。従来のレンガ炉以外にもセラミック炉や電気加熱炉、ガス加熱炉も取り揃え、国内に留まらず海外の熱処理業界の需要もすくい上げています。ハイブリッド型連続式ガス浸炭炉は、トレープッシャー方式とローラーハース方式をハイブリッド化。昇温ゾーンには性能の良いリジェネガスバーナーを取り入れました。省スペース・省エネルギー・低コストを実現し、世界の標準に合わせた連続炉です。
熱処理事業を担うDOWAサーモテックならではのきめ細やかなサービスで、高度なサポートやメンテナンスを提供しています。DOWAサーモテックは、設備の補修はもちろんのこと、メンテナンス部品の調達から新しいFAシステムの開発や人材育成まで対応し、熱処理プロセスを全体的に支えています。効率の良い設備運用と安全性の向上にもしっかりと配慮。もしメンテナンスで設備がストップする時は、熱処理事業部門によるフォロー体制を用意しています。
1958年創業のDOWAサーモテックは、国内有数のシェアを誇る浸炭熱処理設備を提供しています。ハイブリッド型連続式ガス浸炭炉は、省スペース・省エネルギー・低コストを実現できる注目の熱処理炉です。サポート体制も整っているので、安心して炉を稼働できるでしょう。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック

| 種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 | 
|---|---|---|---|
| TKMシリーズ熱処理炉 | TKMシリーズ熱処理炉 | 930℃ | ガス | 
| S-TKMシリーズ熱処理炉 | S-TKMシリーズ熱処理炉 | 930℃ | 電気・ガス | 
| ハイブリッド型連続式ガス浸炭炉 | ハイブリッド型連続式ガス浸炭炉 | - | 電気・ガス | 
| ローラーハース型連続式高温浸炭焼入炉 | ローラーハース型連続式高温浸炭焼入炉 | - | 電気 | 
| ガス加熱方式吸熱型ガス変成炉 | ガス加熱方式吸熱型ガス変成炉 | 1,080℃ | ガス | 
| セル式真空浸炭炉 | セル式真空浸炭炉 | 1,000℃ | - | 
| メタルホットゾーン高温真空炉 | メタルホットゾーン高温真空炉 | H2:1,800℃/真空:2,200℃ | - | 
| 高温真空脱脂焼結炉 | 高温真空脱脂焼結炉 | 型によって異なる | - | 
| 横型プラズマ窒化炉 | 横型プラズマ窒化炉 | 350~570℃ | - | 
| 縦型プラズマ窒化炉 | 縦型プラズマ窒化炉 | 350~570℃ | - | 
| 会社名 | DOWAサーモテック株式会社 | 
|---|---|
| 創業年月日 | 1958年 | 
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市瑞穂区浮島町19-1 | 
| 営業時間 | 記載はありませんでした。 | 
| 電話番号 | 052-693-0800 | 
| URL | https://www.dowa.co.jp/ | 
工場内CO2排出ゼロ化を目指した次世代型浸炭焼入れ炉で、従来の雰囲気浸炭炉と同等の品質・ランニングコストを実現しつつ、CO2排出量を大幅に削減可能にしました。トライから量産まで幅広い提案が期待できます。
歪み変形が少ない窒化処理が行われます。環境に配慮したクリーンな処理を行うため、公害のリスクを減らすことを可能にしました。
高精度な雰囲気制御を行うことで、鋼材表面に形成される「鉄窒化化合物層」の形態(組成や構造)を細かく制御します。この制御によって、高い強度と低歪みを両立させることが可能になりました。
プラズマ窒化処理を行うことで、耐摩擦性あ疲労強度を向上させることを可能にしました。この方法を採用することで有害物質を使用せず、クリーンな処理が可能になります。
DLCコーティングは、硬度が非常に高いことが特徴です。また、科学的に不活性であるため、摩擦相手材との凝着や溶着が起こりにくくなっています。これにより、加工工具の寿命延長、金型での離型性向上、部品のメンテナンス軽減に繋がるのがメリットです。特に、アルミや銅などの軟質金属の加工において、凝着防止に威力を発揮します。
炉内を真空状態に保ちながら金属材料を加熱・冷却する熱処理技術です。炉内が真空状態であるため、酸素や水蒸気などの酸化性ガスが存在しません。これにより、金属表面の酸化や脱炭が完全に防がれ、熱処理後も材料本来の光沢(光輝性)が維持されます。
高温に加熱した特殊な溶融塩浴中に鋼材を浸漬することで、基材表面に目的元素の炭化物層を拡散浸透させる表面被覆法です。これにより、非常に硬く、めっきのように剥離することがほとんどなくなりました。
スパッタリング技術を利用した処理方法です。これにより、熱処理による精密金型や部品の歪み・変形がほとんど生じません。また、有害物質の発生がなく、非常にクリーンで無公害な処理を可能としました。
PVDコーティングの一種で、金属やセラミックスなどの硬質膜を部品表面に形成する技術です。高真空中で行われるため、非常にクリーンで高品質なコーティングができます。
フランスのH.E.F.社が開発した電解反応を利用する硫化処理の一種です。約180℃~190℃という非常に低い処理温度で行われるため、部品に発生しやすい歪みや寸法変化や機械的特性を損わず、耐焼付性や耐摩耗性が向上します。
DOWAサーモテックが提供する硫化処理の一種です。特徴は、常温の硫黄を含むアルカリ金属塩水溶液中で処理が行われることです。これにより、熱処理で懸念される製品の歪みや寸法変化を抑えられます。特徴として、鋼材の表面に硫化物と窒化物からなる複合化合物層を同時に形成する点です。
コーベットプロセスという硫化処理を下地とし、その上から固体潤滑剤である二硫化モリブデンを被覆する複合処理です。下地のコーベットプロセスによって、部品表面に硫化鉄層が形成され、耐焼付性と初期の耐摩耗性が向上します。
部品の耐摩耗性、耐焼付性、疲労強度を同時に向上させることを目的に行われる熱処理技術です。特徴は、鋼材の表面に硫化物と窒化物からなる複合化合物層を同時に形成する点です
DOWAサーモテックが提供するガスを媒体とした窒化処理の一つです。特に、ステンレス鋼や耐熱鋼などの高合金鋼に対して、環境負荷の低い方法で軟窒化処理を行うことを目的としています。
鋼材の表面を硬化させ、耐摩耗性や疲労強度、耐食性などを向上させる窒化処理方法の一つです。
アルミニウム合金の機械的性質や加工性を改善するために行われる熱的な処理です。
無数の小さな球状の投射材(ショット)を、高速度で金属部品の表面に衝突させることで、部品の疲労強度を向上させる圧縮残留応力を誘起させます。
「日本工業炉協会」の正会員である工業炉メーカー112社のうち、熱処理炉を扱う62社を調査。
その中から、自動車業界、半導体業界、航空宇宙業界に必要な熱処理方法からメーカーを分類し、各社の熱処理炉の強みや特徴を紹介します。熱処理炉に求める効果から、自社に適した熱処理炉を選んでください。


