1945年創業の中外炉工業は、脱炭素社会を実現する製品を提供しています。ここでは中外炉工業の特徴や導入までの流れ、サポートやメンテナンス、熱処理炉の画像などを掲載しているので、熱処理炉選定の参考にしてください。
中外炉工業は、脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現に向けての取り組みを行っています。燃焼炉では、生産性をアップするセミ連続ガス浸炭炉や小型連続ガス浸炭炉を提供していることが特徴です。
他にも、真空炉、高温炉・ホットプレス、機能材熱処理、バッチ式ガス浸炭炉、ハイ・シフターなど多種多様の製品があり、用途や処理材料もさまざま。浸炭、真空、浸炭、焼入、焼戻し、窒化焼成などが用途です。処理材料は、金属、非鉄(アルミ、銅、チタン)、カーボン・炭素繊維、セラミックス、電池材料などに対応しています。
セミ連続ガス浸炭炉では、パッチ炉2基分の価格で2.8倍の生産性を実現(※)。第1室から3室で独自に温度・雰囲気を制御することで生産性をアップさせ、省エネや脱炭素を図っています。また、仕切り扉の断熱材強化により、ワーク装入・降温時の温度影響を低減し、温度分布の均一性を向上しています。さらに、独立した雰囲気制により、各室で雰囲気変更が可能。確実に炉内の雰囲気分離し、ロスなく操業できます。
中外炉工業は、省エネ、改善、安全を守る各種メンテナンスサービスを提供しています。納入済みの設備や修理工事の提案も行い、予備品購入の立案も提案しています。さらに他社製品のメンテナンスにも対応しているので、中外炉工業以外の熱処理炉の調子が悪い場合にも相談することが可能です。その他、移設・撤去・リフレッシュなど、熱処理炉について多角的にサポートしています。
脱炭素社会のための高品質な製品を提供する中外炉工業は、1945年創業の信頼と実績がある熱処理炉メーカーです。燃焼炉では、生産性をアップするセミ連続ガス浸炭炉や小型連続ガス浸炭炉が特徴で、他にも多様な熱処理炉を製造しています。省エネやコスト削減を図りながら、手厚いメンテナンスを受けられるのが魅力です。
トップページでは、日本工業炉協会の正会員の中でも、サポート体制が整っており、省エネ事業を行っている熱処理炉メーカー3選を掲載しています。失敗しないためのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー選びに困らない!
信頼できる熱処理炉メーカー3選を
チェック
種類 | 炉名 | 温度 | 加熱方法 |
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真空炉 | 一室型ガス冷却真空炉(高圧タイプ)VFHシリーズ | - | - |
一室型ガス冷却真空炉(低圧タイプ)VFLシリーズ | - | - | |
2室型ガス冷却真空炉 CFシリーズ | - | - | |
2室型真空油焼入炉 QFシリーズ | - | - | |
竪型ガス冷却真空炉 VFVシリーズ | - | - | |
多室型ガス冷却真空炉 RHシリーズ | - | - | |
一室型焼き戻し炉 VTシリーズ | - | - | |
一室型焼き戻し炉 T-Cシリーズ | - | - | |
真空ガス軟窒化炉 VNシリーズ | - | - | |
真空焼結炉 VSシリーズ | - | - | |
真空浸炭炉 | バッチ型真空浸炭炉 ユニファルコン | - | 電熱 |
量産型真空浸炭炉 ハイファルコン® | - | 電熱 | |
小ロット型真空浸炭設備 コンパクトファルコン® | - | 電熱 | |
バッチ式ガス浸炭炉 ハイ・シフター | 高出力電熱式ガス浸炭炉(ハイ・シフター®) | - | - |
バッチ式ガス浸炭炉(ハイ・シフター®) | - | - | |
連続ガス浸炭炉(CCF) | セミ連続ガス浸炭炉 | - | - |
小型ガス浸炭連続炉 | - | - | |
ローラハース型連続ガス浸炭炉 | - | - | |
トレイプッシャー型連続ガス浸炭炉 | - | - | |
窒化炉 | バッチ式ガス軟窒化炉 | - | - |
連続ガス軟窒化炉 | - | - | |
浸硫窒化炉 | - | - | |
多室型ガス冷却真空炉 RHシリーズ | - | - | |
無酸化焼入・焼戻炉 | メッシュベルト型焼入・焼戻炉 | - | - |
焼なまし、焼ならし炉 | ローラハース型線材コイル焼なまし炉 | - | - |
ラジアントチューブ式焼なまし炉 | - | - | |
ローラハース型線材コイル焼なまし炉 | - | - | |
高温炉・ホットプレス | ガス圧高温炉 | - | - |
メタルエレメント炉 | Max2,300℃ | - | |
ガス圧高温炉 | - | - | |
大型焼成炉 | Max2,500℃ | - | |
タンマン型高温炉 | Max3,000℃ | - | |
機能材熱処理炉 | マッフル炉 | - | - |
連続式焼成炉 | Max2,800℃ | - | |
シャフト型 連続粉体焼成炉 VPAX® | 常用2,800~3,000℃ | - | |
竪型微粉焼成炉 VFC | Max1,600℃ | - | |
容器レス連続炉 | ~650℃ | - | |
容器搬送バッチ炉 | ~900℃ | - |
会社名 | 中外炉工業株式会社 |
---|---|
創業年月日 | 1945年 |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区平野町3-6-1 |
営業時間 | 記載はありませんでした。 |
電話番号 | 072-247-2501 |
URL | https://chugai.co.jp/ |
2023年5月末時点「日本工業炉協会」の正会員である企業113社の中から熱処理炉を扱っているメーカー58社を抽出。その中でサポート体制について公式サイトに明記されている25社から、令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象であった3社を掲載。そのうえで、おこないたい処理方法別に分けて、それぞれの企業の強みや特徴を紹介しています。省エネにつながり、長期的に付き合える熱処理炉メーカー選びの参考にしてください。
※選定基準
2023年5月末時点、「日本工業炉協会」(※2)の正会員一覧に掲載されている企業全113社を調査。すべての企業の中で「熱処理炉」を製造しているメーカーは58社ありました(焼入・焼戻炉(真空炉・浸炭炉含む)、焼きなまし炉(焼鈍炉)、焼きならし炉(焼準炉)、窒化炉を「熱処理炉」と定義しました)。
58社のうち、メンテナンスやアフターフォローをおこなっている旨を公式HPに明記していたメーカーは25社でした。さらに、25社の中から令和4年度の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」の対象となっているメーカーのみ3社を選出しています。
パーカー熱処理工業…3社の中で扱っている表面熱処理炉の種類が最多。
東洋炉工業…3社の中で唯一、黒化処理炉を扱っている。
大同特殊鋼…3社の中で企業オリジナルの炉の種類が最多。
※1 参照元:省エネルギーセンター「平成29年度省エネ大賞[省エネ事例部門]受賞内容」PDF(https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/pdf/e1.pdf)
※2 参照元:日本工業炉協会 正会員一覧(https://www.jifma.or.jp/mem-search/official-lineup/)